雑なにっき

メモがわりに長めのつぶやきをしています。

ライターポートフォリオ的なもの

こんにちは。ちぷたそという名前でライター業を細々と営んでいるただのサブカルクソオタクです。

 

標題について、重い腰を上げてライターポートフォリオ的なものをまとめることにしました。参考になるかは分かんないけどライター業に興味ある人は見てみるといいことあるかもしれないし、ないかもしれない。

 

幼少期(読み飛ばしておk)

作文は苦手でいたって平凡な少女だったんだけど、今から思えば3歳でらんま1/2ではじめてマンガを読みはじめ、マンガとりあげると洗濯機の説明書を読んでいたっていうのは結構おかしい。6歳くらいでVOWを読み始めたのですが、年の離れた姉(8歳差)の影響だと思っていたらVOWを自分で欲しがったという事実が最近判明しました。

VOWネタ」は現在SNS上で話題になるようなネタに通じるものがあるので、面白がる能力は多分ここで身に付けたんだと思う。小学生のころ、友達に「VOW」を貸して全く理解されなくて悲しい思いをしたのも今となっては無駄じゃなかったんだ。

転機(2014年9月~)

コンプレックスまみれの小中、未だに夢に見るくらいに気に入っている高校、そしてぼんやり過ごした大学を経て、卒業してからのわたしはパッとしなかった。宝石鑑別事務所、ブランド古着屋のバイヤー、アミューズメント機器のデザイナーいずれも1年程度、宝石鑑別事務所に関しては3か月で辞めている。本当に自分はクズだと思ってたし自分自身が嫌いでしょうがなかった。そして現在の職について2年ほど経ったある時、転機が訪れる。ライターとしてのすべてのはじめは「ヨッピー&セブ山のWEBライター塾」に参加したことだった。

 

contentz.jp

 

講座の少し前ぐらいから上司に「ショップのメルマガを書いてみない!?」と誘われて、楽しく商品説明や全然商品を売る気のなさそうなコラムを書き始めていた。その業務は今も続けてるし、全く反応は無いけどこの業務を通じて「文章かくのおもしれー!」って思っていたので、文章力を磨いて、ついでにライター活動なんかできちゃったらサイコー! ぐらいな不純な気持ちで講座に参加することに。

よく読んでいた「オモコロ」の、記事を読んでいたヨッピーさんやセブ山さんに会える!ということも楽しみだったし、講座自体も楽しくて勉強になってさらに「文章を書きたい欲」がでてくるように。(ちなみにオモコロには血迷って転職期間中に履歴書を送ったこともある……)

「高級ローラー一万回の人」ひにしさんとはこちらの講座で出会い、今も仲良くして頂いてるしひにしさんを通じても人脈が広がって彼女は本当にコミュニケーションオバケ(褒め言葉)だと思う。刺激的な人たちにいっぱい会えたのもこの講座に参加してよかったポイントだな~。

 

ai.hatenablog.com

 

 

仕事をはじめる(2014年10月~)

 

そして講座で出会った編集者さんの紹介ではじめて「文章を書いてお金をもらう」仕事をする。

王子様に出会える!? 少女漫画に学んだ“食パンコーデ” | Lamp

(まじでしょうもない記事書いてんな)

とはいえ、この時は1週間に1本3000字程度でこういう感じの記事を納品してた。よくできてたなぁ……。その当時とメディアのテイスト自体は全然変わっちゃったけど一応記事は全部残っている。この時に商業的な文章の書き方や取材の仕方など、いろいろ教わった。

今は別の編プロに転職されたけど……K村さんありがとう!! 

VVMAGAZINE

サブカル女子によるサブカル女子の正しい取扱説明書(トリセツ) | Lamp

こちらの投稿が元で、VVMAGAZINEの内容にも携わっていたLamp編集部に仲介に入っていただき、3本ほどヴィレッジヴァンガードのフリーペーパー、VVMAGAZINEに記事を載せてもらった。大好きだったヴィレッジヴァンガードに携われるのは夢のようにうれしい。その気持ちをぶつけさせてもらった記事です↓↓

 

lamp-web.jp

なお、どうでもいい情報ですがヴィレヴァン好きすぎて今年の仮装(2015年)は「ヴィレヴァン店員」でした。

 

ネットニュース記者を始める(2014年11月~)

かけ出しの頃のお仕事はそれこそ1本書いて牛丼を5杯か6杯食べられるかどうかくらいの原稿料だったので、ライターはそれ一本で食べていける仕事じゃないなと思ってた。

そんな時、いつも見てたニュースサイト「ねとらぼ」でライター募集イベントを開催するという情報をキャッチして、お仕事の幅を広げたくて早速応募した。

atnd.org

結果、こちらで当日3本記事書いて、終わってからもネタ出しとかして記事書いて、ライター契約させて頂いた。大好きなねとらぼで記事を書けるなんて……めちゃくちゃうれしかった! そして書き始めて1年近く経つけどやっぱり好きだった媒体で書けるのってうれしいし電車でスマホでスマニューを見ている人を見かけると嬉しくて「ねとらぼはチャンネルもあるしニュース配信してるんやで」って念送りまくってる。ごめん。

nlab.itmedia.co.jp


ねとらぼではリリースを元に書くこともあるし、Twitter上で話題になっている投稿(おもにインコ)の投稿主さんにおねがいして書くこともあるし、気になってたものを書くこともあるし、取材して書くこともあります! すべては好奇心の赴くまま、情報を見た時に教えたいなって人の顔が浮かぶもの中心に書いてます。でも全盛期(一か月に20本程度書けてた)から一か月かける本数が減っていてアンテナが鈍っているのかもしれないと思い悩む日々です。

ドアラジオ(2015年2月~)

まさかの新規メディアの立ち上げにお声をかけていただいた。ふたを開けたらまんしゅうきつこさんにDPZの地主さん、大北さん、ハイエナズクラブのズッキーニさん、赤ソファさんにネクストブレイクなうでめりーさんという豪華ラインアップに「自分なんでこんなところにいるんだろう…」と枕を濡らしつつ、どうにかこうにか追いつこうと必死に記事を書きました。

chintai.door.ac

chintai.door.ac

chintai.door.ac

あまりの自分の力不足に何度も胃がきりきりなったけどめげずに毎月納品できて本当にいい経験でした。でした、と過去形なのが、残念ながらドアラジオ自体の更新休止してしまい…オウンドメディアの運営って難しいんだなぁ…。ドアラジオでは企画会議で月1でライターの皆さんと顔を合わせることができて刺激になり本当に楽しかった。

なお、他のライターさんとの顔合わせの前に「君たちは似ている」と言われてうでめりーさんに引き合わされた。後ほど2人とも別々なところからデイリーポータルで記事を書くことになるので……勝手に運命を感じているところです。

(↓うでさんのめちゃめちゃ好きな記事)

 

chintai.door.ac

 

デイリーポータルZデビュー(2015年6月~)

そしてデイリーポータルZデビュー。まさかこんな日が来るなんて……!

デイリーポータルはサイト立ち上げから見ていたしもっと言えばWebやぎの目から見てた。ライター活動の一生の目標は「デイリーポータルZで記事を書く」だったのですが、まさかかなってしまった。一生の目標がかなうと「もう死んでもいい」と思うのかと思ったら今度は「もっとデイリーポータルZで記事を書き続けるまでは死ねない」になるから人間というのは欲深い。

話をもどそう。こちらのポストを発見して、ダメもとでわたしは自分のブログから記事を応募することにした。

 

dpz.cocolog-nifty.com

ちなみに、投稿したのはこの記事。

chiptaso.hatenablog.com

 

もともとはドアラジオでグラフィティを調べていた時に興味がわいた副産物として作成した増井ビルステッカーを訪ねる記事。印刷され、他の参加者と一緒に講座の一環として紙で読む増井ビルステッカーを訪ねる記事。不思議な気分。

ブログをつける習慣はなかったが、ライターポートフォリオにもなるしブログはつけた方がいいと勧められて無理やりはじめたはてなブログ。やっててよかったはてなブログ!!

 

 ちなみに「増井ビルステッカー」、今でも季節ごとに補充しに向かっている。1枚50円。

ITmedia Mobileにて記事執筆開始(2015年12月~)

12月よりITmedia MobileにてガジェットやSNSについての記事執筆を開始しました!

 

www.itmedia.co.jp

 担当さんとご相談させて頂きながらわたしなりの切り口で執筆していきますのでよろしくお願いいたします。

www.itmedia.co.jp

改めて見るとネットニュースと連載が入りまじり超カオスです……。

 

ライターはじめて1年以上たった

 

portal.nifty.com

 

現在、デイリーポータルZでは月1目安で記事を書かせていただいいます。ねとらぼでも今もネットニュースメインに書かせていただいているし、それ以外に無記名記事の執筆も入ってきてる。ライターとしてお金を頂くようになり1年経ち、それまでやってた仕事も続けてるし辞められないけど、今はこれでいいと思ってる。

 

ちなみにライター以外にやってる仕事では楽天ショップの新入荷、メルマガ担当、商品撮影補助やサイトのバナーやPOPの作成やポスターを作ったり来客対応したり……なんでも屋さんですね。元々デザイナーを志したわたしはアミューズメント機器のデザイナーを経て今の職場にいるが、photoshopが使いたくて入ったのに自分のデザイン能力とセンスに限界を感じ、思い悩んだ末に開けたのが「文章を書いて発信する」メルマガ作成業務だったから、「ショップのメルマガを書いてみない?」と誘ってくれた上司には感謝してるし、その一言がなければ今の自分はいなかったのかもしれないのか……と思うとぞっとする。

 

そして過去デザインが思うようにできなくて思い悩むわたしを面談でけちょんけちょんにした別の男上司への「いつか絶対見返してやる」という感情もライター業に打ち込む原動力になったことを記しておく。人生に無駄なことなんて無いのかもしれない。

見返せてるのかどうかはわからないけれど、わたしはこれからも自分の好奇心を満たすために文章を書き続けるんだと思う。

 

最近について

最近はオタク分野の記事を書かせていただく機会が多く、嬉しさもありつつ自分の記事を読んで下さる方は、一体どの方面での記事を期待してくださってるんだろうと思い悩む。というのも、オタクっぽいツィートするとフォロワーさん減るし! とはいえ、下記の「おそ松さん座談会」は、盛り上がっていた機運にも押されて自分が書いた中で一番見ていただけた記事となったので、私の代表作と言えるのかもしれません。

 

chiptaso.hatenablog.com

 

おそ松さん女子座談会後、機会に恵まれて7回もの大ボリュームで女性オタクにクローズアップする記事を書きました。女性オタクの多様性。

 

chiptaso.hatenablog.com

 

自分のオタク要素も親からは「お金にもならないのにそんな無駄なこと辞めなさい」と散々言われてきたので、今ではお仕事に出来ていることでこちらも多少は見返せているの…かな? やっぱり、どんな経験も人生に無駄なんてなかったんだよ。