雑なにっき

メモがわりに長めのつぶやきをしています。

村が燃えている

オタク界隈で最近耳にするようになった言葉に「◯◯村が燃えた」という言葉がある。これはどういう意味かというと、公式が燃料とか新しい供給をどんどんくべた結果、そのジャンルに活気が満ちて、住民たちが供給の炎に包まれて喜びもがく様子を「村が燃える」と表現する(ようだ)。

 

ここ最近、ソーシャルゲームFGO界隈は新規絵などの供給でいろんな村が燃えている。具体的に名前を出すと、ゲーム内で使えるカードで新規チャイナ服イラストと公式絵師さんがイベントでコスプレドローイングしたサンソン村、同じく新規絵が発表されたサリエリ村が燃えている。サリエリ村は非公式落書きのチャイナ服のデザイン画が投下されていた時にも燃えていたばかりだったので約3週間ぶりの「村燃え」だ。

 

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サンソン村(?)のサンソン

 

これは私の観測範囲なので、もっと広範囲にいろいろと燃えているのかもしれない。でも、もともと人気がすごくあって、供給ももともと多いキャラクターの界隈は村が燃えるという表現はあまり使わないように思う。同ゲームでいうセイバー(アルトリア)だとかギルガメッシュあたりになるともはや供給がめっちゃくちゃ多いので村というよりも「シティ」とか「国家」なんじゃないだろうか。特にセイバー(アルトリア)はFGOが流行る数年前、というよりもそもそもfateの歴史は長く、毎年バンバンフィギュアがリリースされ過ぎていてまじで追いつくことができない……。

 

私が「村が燃える」という表現が面白いなと思ったのは、ちょっと前までみんな同様の状態を「墓に入る」と表現してたんですよね。それが、ここ最近では“村”と表現している人が増えた。自分だけじゃなく、SNSで繋がっている同ジャンルの友人たちも、みんな供給の炎に包まれている様子がより見えやすくなった。だから個人的な墓ではなく村になっている。もう村をあげての火祭りだ。そういうことなのかなと勝手に思っている。ちなみに、基本的に供給の炎に包まれている民は“アアアアアアア”とか呻いたり、“待って無理”とか短文のつぶやきにとどめて語彙力を失っている状態だから、冷静に呟けるようになるまでリプは送らずに待ってあげて欲しい。

 

ちなみに、村が燃えているという表現はTwitter上で2016年10月には確認できている。そのつぶやきは刀剣乱舞界隈で、その時放映されていたテレビアニメ、「刀剣乱舞-花丸-」で主に推し(やCP)に対して供給があった時にそのジャンルの民(村)が燃えていたようだ。たしかに、「村が燃えた」という表現は、女性のオタクが多く口にする表現だ。

 

オタクの使う言葉が里に降りてJK語になることはちょくちょくあるので(?)今後「村が燃えている」という言葉もJK言葉になる可能性がある。なので今のうちに一般向けに用例を考えてみた。

 

一般向け「村が燃える」講座

例)カントリーマアムにガリガリくんに、今年チョコミント味が登場しすぎてまじチョコミント村が燃えている

 

解説)カントリーマアムにガリガリくんに、今はコンビニでチョコミント味の製品をたくさん見かけますよね。でも、あんまりにも次々チョコミントフレーバー(供給)が出てくるので私も周りのチョコミント好きも浮かれて大変なことにやっている。ベイクのチョコミントがまじ無理(好き)

森永製菓 ベイク<ミント> 10粒×12袋

 どさくさに紛れてチョコミン党ってほど熱心ではないけどチョコミントのベイクが好きってことを伝えてしまった。これおいしいよね。


言うても「村が燃える」新参者であろう私なので、ニュアンスがちょっと違ったらゴメンだけど、投下されている供給に対して尊過ぎて無理、対応できないという表現として「村が燃える」を使ってみた。はじめにこの表現使おうとした人、的確ですごいし改めてオタクの語彙力はほんとうにやばいと、私はIQ30の脳みそで絞り出して答えるのが精いっぱいだった。というわけで、今年は「村が燃える」表現を使いこなしたいと思う。