雑なにっき

メモがわりに長めのつぶやきをしています。

「面白かった神社」について語るイベントに参加した

6月3日、おでかけSNSDeaps」のイベント、「神社巡りからの面白い神社の話を語ろうー全国の面白い神社コンテスト」に参加してきましたのでレポです。

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参加したと言いつつ、ビジュアルになるイラスト描いたりなどお手伝いをしつつ、当日は私もスピーカーとして発表しました。

当日スピーカーをしたのは私(井口エリ)と、ミノシマタカコさん、伊藤学さん。

面白い神社発表

私の発表ですが、「関東近郊で気軽に参拝できる!ちょっと変わった神社」というテーマで今までに参拝した神社の中で「変わってるな~面白いな~」という神社を7つほど紹介しました。多分、珍スポットに近い。

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ここではイベントレポなのでさらっと書くのにとどめておきますが、画像の108体の狐の像のある京浜伏見稲荷神社をはじめ、境内にライオン像がある三囲神社(みめぐりじんじゃ)、亀の子石をご神体としてまつる通称たわし神社・亀の子石神社など計7か所の神社をそれぞれご紹介しました。

 


ミノシマさんは神社の、特に狛犬がお好きな方で、老舗狛犬研究会「日本参道狛犬研究会」の会員でもあります。そんなミノシマさんは神社をはしごして主に狛犬に注目する、「狛犬さんを愛でる会」を主催されています。

www.facebook.com


そんなミノシマさんの発表も狛犬に関するものでテーマは狛犬散歩X神社と歴史の発見」

 

狛犬は左右で違いがあって一方は獅子」というのをミノシマさんの発表で恥ずかしながら初めて知り驚きました。一方に「ツノ」のようなものがある狛犬を見かけていたのですが、ツノがある方が狛犬、もう一方は獅子なんだそうです。

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あと、地域時代によってもデザインに違いがあって、関西は毛並みが優雅とか、日本海側の狛犬は潮にやられて風化していたり、これから狛犬を見る上でより楽しめるようになるポイントを多数教えていただけました。

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これから狛犬を見るのが楽しみです! 狛犬が好きな方々は、加工を行っている石工さんもかならずチェックしているのだそうです。私もこれからチェックしてみよう。

 


そして伊藤学さん。デザイン学校の講師などの合間に神社を参拝し、御朱印を頂ける神社が分かる「ゴシュコレ(仮)」などを作られています。1ヶ月に1冊以上御朱印帳が進むそう。

www.goshuinmap.com


えっと、だいたい表裏全部埋めると42とかなので……ものすごいペースで神社参拝されているというのがわかります。

そんな伊藤さんのテーマは「みなに慕われつつも祖国に帰れなかった高麗神社の白髭さまとは?」

www.komajinja.or.jp


埼玉の高麗神社という、高句麗からの渡来人高麗王若光(こまのこきしじゃっこう・「王」は 他に「こしき」「こにしき」「こにきし」などとも読む)がご祭神となっている神社のお話でした。

中でも興味深かったのは、伊藤さんが見つけた高麗神社がある埼玉県日高市に多数存在する「白髭神社」を星座のように線で結ぶと夜空の星座のようになるというお話が面白かったです。ふっしぎだな~。

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それでいうと、高麗神社は北極星の位置と割と一致するんですよね。神社にはこうした星座と関係する話というのもあるのだそうです。昔の人は意図的にやっているのか、偶然そうなったのか……いやでも上の写真見ると偶然というのは考えにくくないかな?謎で面白い話でした。

 

その後は参加者の皆さんとお茶を飲みながら自分たちが見つけたいろいろな神社の話をすることができ、楽しい会でした。
そもそも最初からこじんまりとわいわい話し合うというのを想定したイベントだったので、参加者同士距離感が近く感じてよかったです。予定していた参加者が到着しないなどのアクシデントにはヒヤッとしましたが……きっとこういうのもイベントあるあるなんでしょう。

集まった方々もいろいろな世代の方だったので、こうしていろいろと情報交換ができることが有意義だったし、勉強になりました。神社巡りはただやみくもに参拝するのではなく、歴史的背景とか、地域のこととか知っているともーーっと楽しくなるんですよね!
そうした別の方の神社の見方を知ることができて、これからの神社巡りがもっと楽しみになりました。